2つの専攻科目群を組み合わせる総合的な学び【専攻科目群】
学科長からの
メッセージ
総合文化学科 学科長 建石 始
現在、新型コロナウイルスの影響により、不便な日々を過ごしていることと思います。残念ながら、かつてのような日常を取り戻すためには、かなりの時間がかかることが予想されています。そのような状況において、私たちにはどのような力が必要となるでしょうか。
新型コロナウイルスの影響が続く社会では、さまざまな場面に柔軟に対応できる力が必要となると思います。また、困難な状況を迎えているため、それに立ち向かう力も必要になるでしょう。では、それらの力を身につけるためには、どのようなことを学べばよいでしょうか。
変化が激しく、不安な状況が続いているからこそ、歴史や人間の叡智の蓄積から多くを学ぶべきだと考えます。なぜなら、人間の営みには時代や場所を超えた普遍的なものがあるからです。
また、現代のように情報が溢れている社会では、多角的な視点を持つことが大切です。物事についていろいろな角度から考える姿勢を持つことで、自分が置かれた状況を冷静に判断することができます。
総合文化学科では、人文科学と社会科学の諸分野を横断的に学ぶことができます。みなさんは、多様な学問分野にふれて、広い視野と柔軟な思考を身につけていくことになります。特に興味を持った分野に関しては、主専攻科目群と副専攻科目群を選択することで、学びを深めていきます。
そのためには、主体的に自らの関心を追求し、計画的に学びを組み立てて実践する必要があります。
大学での学びを通して、自分の頭でしっかり物事を考え、行動する力を身につけてください。しばらくの間、コロナ禍が続くことが予想されますが、みなさんの学生生活が実り多きものになることを願っています。
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【結婚式は教会、お葬式はお寺】
メイン…「宗教学」
サブ…「日本・アジアの文化と歴史」
を組み合わせました。 -
【「女子力」って何だろう】
メイン…「哲学・倫理学・美学」
サブ…「社会学・メディア」
を組み合わせました。 -
【本当は恐ろしいグリム童話】
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サブ…「社会福祉・子ども」
を組み合わせました。