TEACHER 教員紹介
What kind of person?
欧米の文化と歴史
桐生裕子准教授
専門: 中・東欧近現代史
日本とヨーロッパの間を行き来しながら歴史を研究しています。
PROFILE
- 出身東京生まれ、横浜育ち
- 好きな食べ物発酵食品
- 趣味トレーニング
- ニックネーム桐生さん
- 座右の銘健康第一
私の研究テーマ
過去のヨーロッパで起きた出来事やそこに生きた人々が、現代社会の仕組みを教えてくれる!
西洋史。特に中央・東ヨーロッパの近現代史を中心に、ナショナリズムや国家をめぐる諸問題について、社会史的手法を用いて研究しています。
これまで主な研究の対象にしてきたのは、ハプスブルク君主国です。ハプスブルク君主国は、多言語・多文化国家として知られており、最終的にナショナリズムの高まりによって解体したと考えられてきました。しかし、ハプスブルク君主国において、ナショナリズムが深刻な問題になるのは近代になってからでした。なぜ近代になってからナショナリズムが深刻な問題になっていったでしょうか。またさらにハプスブルク君主国は本当にナショナリズムによって解体したのでしょうか。さらにハプスブルク君主国の解体後に建設された一般に国民国家と呼ばれる諸国家は、ハプスブルク君主国とは全く性質の異なる国家だったのでしょうか。このようなテーマについて研究することを通じて、多言語・多文化社会のあり方、国家の機能や役割、国家と住民の関係など、現代世界にも通じる問題について考えてゆきたいと思っています。
研究の詳細は、Researchmapを参照してください。https://researchmap.jp/FFUK
Question
- 私といえばこれ!
- チェコ
- 私の自慢できること
- チェコに留学していたこと
- 世界が終わる日にしたいこと
- 最後の晩餐(日本酒、京都のだし巻きとお漬物)