TEACHER 教員紹介

What kind of person?

社会学・メディア

小林 瑠音准教授

専門: 文化政策

時短料理を研究中です。

PROFILE

  • 出身京都府
  • 好きな食べ物鯖寿司
  • 趣味芸術鑑賞、サッカー観戦、Podcast(聴く方)
  • 座右の銘やってみなはれ、やらなわからしまへんで
研究テーマアイコン

私の研究テーマ

芸術文化を支える仕組みを考える。

専門は文化政策で、美術館、劇場、音楽ホールなどの文化施設や芸術祭などの運営手法と、それらをささえる政府や自治体の政策について研究しています。特に、1960年代から1980年代のイギリスの文化政策とコミュニティ・アート運動の関係性に焦点をあてながら、芸術文化の社会・経済的な役割が徐々にひろがってきた過程とその背景について関心をもってきました。
日本においても、近年、地域活性化やまちづくり、医療や福祉などの領域で芸術文化の役割に注目が集まっています。また、日本経済にとって、アニメや漫画、映画やゲームなどのコンテンツ産業の重要性がますます高まっています。他方で、それらの創作や表現に関わるアーティストやクリエーターの労働環境や社会保障の問題はかなり深刻で、近年の文化政策研究において重要なテーマになっています。
ひとつの作品が生まれていく創作過程やその発表・批評の場を、誰がどのように支援するのか、世界を見渡してみるとさまざまな制度やアプローチがあります。みなさんと一緒に、理論と実践を横断しながら、芸術文化を支える仕組みについて考えてみたいと思います。

Question

私といえばこれ!
ビール(ラガーよりもエール派です)
私の自慢できること
人見知りはあまりしないほうです。
好きな場所
図書館(写真:ロンドンの大英図書館入口)

総合文化学科に興味のある学生の皆様へ

総合文化学科で自分の「テーマ」をみつけましょう。例えば、授業のなかで気になった事柄について、関連する本を読んだり映画を観たり、現地に行って本物を見てみたり、当事者の話を聞いてみたり。ゼミではその成果を他のメンバーに伝えて、議論をし、さらにもう一歩先へ考察を広げます。広い視野をもって世界を見渡し、問いを探求する面白さを一緒に体得しましょう。
(写真:ウェールズ南部の古城にて)

専門研究詳細

  • 本学での担当科目

    公共政策概論
    欧米文化特殊研究
    社会科学特殊講義

  • 著書、論文、翻訳書

    「ポスト・パンデミックの文化政策—芸術分野の労働環境改善における同業者団体の役割—」『文化経済学』22(2),pp.19-34,2025年

    「コミュニティ・アートとは―文化政策研究の視点から」『a SYNODOS-「教養」と「リテラシー」を高める月刊誌』337,SYNODOS,2025年

    ”The Role of Art Projects for the Aging Society of Japan in the Contex of Rural Regeneration:Entering a new era of asking why we need art projects" Cultural Policy for Regeneration of small Urban Cities Germany,Central Europe and Japan,Japanese-German Center Berlin,pp.101-124,2017

    「オルタナティブスペースー既存の公共文化施設との連携の可能性」藤野一夫編『公共文化施設の公共性:運営・連携・哲学』水曜社、pp.174-193,2011年

  • 専攻ゼミで行っていること

     ゼミでは、最終年次における卒業論文の作成を念頭におきながら、文化政策やアートマネージメントをテーマに、芸術文化の振興や芸術文化を通したコミュニティ形成について学びます。
     3年生では、基本的な資料調査の方法や論文の書き方について学習したのち、文化政策についての基礎文献を輪読します。各章の担当者に要約とディスカッション・ポイントを発表してもらい、それをもとに全員で感想や疑問点などをシェアします。また、近隣の美術館や劇場、芸術祭などへの訪問も予定しています。これらの座学とオフキャンパスでの学びをとおして、独自の研究テーマを見つけていきます。
     4年生では、卒業論文の作成に向けて具体的な指導を行います。ゼミでは、それぞれの進捗を報告してもらい、他のメンバーからのコメントや質問を受けて論文の内容を精査していきます。
     大学生活のなかでは、多様な価値観にふれながら、さまざまな問いに出会い、それらを探求する機会をもってもらいたいと思います。積極的にゼミ運営に参加してくれる方をお待ちしています。