TEACHER 教員紹介
What kind of person?
日本・アジアの文化と歴史
河島 真教授
専門: 日本近現代史
自信満々に生きている人がうらやましい。
PROFILE
- 出身京都府
- 好きな食べ物プリン
- 趣味ミステリー小説 金魚
- ニックネームこぼちゃん(若い頃のあだ名です)
- 座右の銘知性の機能とは、つまるところ他者をあくまで他者としながらしかも他者をその他在において理解することをおいてはありえない。
私の研究テーマ
民主主義とは何か、どうあるべきか?
戦間期(第一次世界大戦~第二次世界大戦)の日本はある意味「民主的」でした。それがなぜ、300万余りを犠牲にする戦争へと突き進んでしまったのか。これが私の学びの出発点でした。
子どもの頃から「歴史」が好きでした。同時に、「現代(いま)を知りたい」という思いも強く持っていました。大学に入学して日本史学を学びはじめた時、近現代史を選択したのは自然の成り行きだったように思います。
私が最初に取り組んだのは、議会(政党)を中心に行われていた1920年代の日本政治が、1930年代になぜ機能不全を起こしたのかを明らかにする、という課題でした。この問題意識は今でも一貫して持ち続けており、戦間期(第一次世界大戦の終了から第二次世界大戦の始まりにかけての時期)の政治、行政、社会、思想をトータルに捉える研究を続けています。また、こうした研究を続ける過程で、国を律する憲法とその解釈に関心を持ち、戦前と戦後の憲法の比較などを歴史学の立場から試みた研究も行っています。このほか、いくつかの自治体史の執筆や大学史の編纂に携わった経験から、近現代日本の地域史、教育史(特に高等教育の歴史)の分野でも仕事をしてきました。
今後は、戦間期の研究を軸としながら、近代とは何かという大きな問題意識から日本の近代国家のあり方を考えていきたいと思っています。また、自由とデモクラシーを「課題」とし同時に「謳歌」してきた戦後の日本を、それが大きな壁に直面している現代的状況を視野に入れつつ検討することにも関心を持っています。
Question
- 私といえばこれ!
- いつも意味もなくへらへら笑っている。
- 私の自慢できること
- 歴代の首相を順番に言えること。
- 世界が終わる日にしたいこと
- 家族と穏やかに過ごしたい。