TEACHER 教員紹介

What kind of person?

社会福祉・子ども

金田知子教授

専門: 精神保健福祉・国際社会福祉

仕事帰りにスーパーに寄って食料品を買うのが、私のストレス解消法です!

PROFILE

  • 出身大阪
  • 好きな食べ物おせんべい
  • 趣味お弁当作り
  • 座右の銘艱難辛苦汝を珠にす
研究テーマアイコン

私の研究テーマ

アフリカでのフィールドワークを通して気づいたことを日本のよりよい社会福祉の築きに活かす。

私の専門は社会福祉学です。なかでも特に精神障害者福祉や国際福祉の領域に興味をもっています。もともとは日本とイギリスで社会福祉学を学び、欧米の福祉に関心を寄せて研究を進めていました。しかし10数年前から、社会福祉制度そのものがほとんど存在しないようなアフリカに目を向け、アフリカの精神障害者に関する研究するようになりました。
 現在取り組んでいる研究テーマは、「シエラレオネにおける精神障害当事者・家族主体のメンタルヘルスケア導入に関するフィージビリティ研究」です。シエラレオネのように精神保健福祉施設がほとんど存在せず、フォーマルな精神保健サービスの提供が極めて限定的な社会では、家族や隣人、そして何よりも精神障害当事者自身をエンパワメントすることが重要なアプローチとなります。アフリカ(シエラレオネ)社会のために、日本の精神障害当事者・家族によるセルフヘルプやエンパワメントをめぐる豊かな実践や経験を援用・活用できないかという思いから、本研究に取り組むようになりました。
 アフリカや日本における研究および実践からの知見を、積極的に教育に活かしていきたいと考えています。

Question

私といえばこれ!
夏休みはアフリカでフィールドワークをしています。
私の自慢できること
情に厚く面倒見がよいところ(だと言われます)。
世界が終わる日にしたいこと
好きな人の手を握りながらそのときを待つ。

総合文化学科に興味のある学生の皆様へ

総合文化学科では、広い教養をもち、異文化に対して柔軟で、共感性の高いソーシャルワーカーを養成しています。

専門研究詳細

  • 本学での担当科目

    精神保健福祉の原理
    ソーシャルワーク演習
    社会福祉援助技術現場実習指導
    ソーシャルワーク実習指導Ⅰ
    ソーシャルワーク実習指導Ⅱ
    ソーシャルワーク実習

  • 著書、論文、翻訳書

    【著書】
    『保健医療ソーシャルワーク—―アドバンスト実践のために――』(共著、中央法規、2017年)

    『アフリカの女性とリプロダクション—―国際社会の開発言説をたおやかに越えて—―』(共著、晃洋書房、2016年)

    『アフリカ・ドラッグ考—―交錯する生産・取引・乱用・文化・統制—―』(共著、晃洋書房、2014年)

    『精神保健福祉士の実践と養成教育—―〈自分らしく生きる〉を支援する—―』(共著編、冬弓舎、2013年)

    【論文】
    「暴力とハラスメントを伴う「かかわり困難事例」の理解と対応—―クライエントとソーシャルワーカーの援助関係に着目して—―」(『ソーシャルワーク実践研究』第18号、2023年)

    "Japanese Mental Health Care In Historical Context:Why Did Japan Become A Country With So Many Psychiatric Care Beds”(Social Work/Maatskaplike Werk,Vol.52,No.4,2016)

  • 専攻ゼミで行っていること

     専攻ゼミでは「社会福祉」をテーマとしてゼミ研究を進めています。「社会福祉」とは、社会の人々の幸福な生活を実現するための制度や活動といえます。
     専攻ゼミ(Ⅰ)では、社会で暮らすさまざまな人々の生き方やその根底にある価値観を理解することを目標に、ライフストーリー・インタビューを実施しています。ゼミ生たちは、インタビューをする上で必要な理論、面接技法(コミュニケーションスキルなど)や信頼関係構築のスキルを学んだ上で、興味のある人たちにライフストーリー・インタビューを行い、その結果を分析し発表しています。
     専攻ゼミ(Ⅱ)では、卒業研究のための方法を学び、次いでテーマ設定、資料収集、関連文献講読、執筆作業を行います。国内外のさまざまな福祉的課題(貧困、虐待、非行、子育て、自殺、薬物依存、介護、犯罪等)のなかから、それぞれの興味・関心に沿って、卒業論文のテーマを決めて取り組んでいきます。さらにこのゼミでは、社会福祉や国際協力(国際福祉)の現場で働いている方々のお話を伺う機会を設けて、ゼミ生たちが将来の方向性を見極める機会を持ちたいとも思っています。