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【DO!総文】カンボジア渡航レポート 4日目(最終日):地雷の現実と遺跡の保存、そして日本への帰路

10月に開催される岡田山祭での展示・ワークショップに向けたカンボジア渡航(4日間)。

■内戦の時代から、平和に向けて

 シェムリアップ市内から車に揺られること約40分。辿り着いたのは、草木の中にひっそりと佇む小さな博物館でした。この博物館を設立したのは、カンボジア内戦の時代に少年兵として戦火に巻き込まれたアキ・ラー氏です。内戦後、彼は「人々が安心して暮らせる国にしたい」という思いから、カンボジア国内で地雷の撤去活動を始めました。館内には、彼らが実際に回収した対人地雷や対戦車地雷、不発弾、当時使用されていた武器などが展示されています。実際の兵器をこれほど間近で見るのは初めてで、普段の生活では決して目にすることのないものが、目の前に並んでいることに強い印象を受けました。

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 カンボジアでは、内戦終結から長い年月が経った現在も、タイとの国境沿いなどを中心に多くの地雷が残されています。地雷による事故が今なお発生している地域もあり、現在も撤去活動が続けられています。戦争は終わっても、そこに残されたものがすぐに消えるわけではありません。この小さな博物館に展示されていたのは、単なる兵器ではありませんでした。そこには、カンボジアが歩んできた凄惨な歴史と、戦争が終わった後も人々の暮らしに残り続ける傷跡、そして、二度と同じ悲劇を繰り返さないための平和への願いが込められているように感じました。

■ プノン・クーレンの絶景と、川の中に眠る遺跡

 その後は聖地「プノン・クーレン」へ向かいました。山の中に佇む寺院そのものの厳かな雰囲気や、そこから見渡す圧倒的な景色は息をのむ美しさでした。さらに、川の中に直接彫刻や遺跡が作られている珍しい場所も見学し、自然と歴史が一体となったカンボジアの奥深さに触れました。LINE_ALBUM_4日目_260930_1.jpg

■ ベンメリア遺跡:崩壊と保存の狭間で

 最後に訪れたのは、まるで映画のワンシーンのように自然と一体化した「ベンメリア遺跡」です。崩れ落ちたままの神秘的な姿が魅力的である一方、「このまま完全に崩れてしまうのをどう防ぐか」という保存の難しさも直面している現実を知りました。あまりに崩壊が進まないよう、現代の技術で慎重に補強されている箇所もあり、歴史遺産を後世に残すことの複雑さと葛藤を肌で感じました。LINE_ALBUM_4日目_260930_2.jpg

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■ ホーチミン経由での帰国、そして岡田山祭へ

 すべての行程を終え、シェムリアップからベトナム・ホーチミンを経由して無事に日本へと帰国しました。自分の目で見て、現地の美しい自然、温かな人々、そして複雑な歴史や現実のすべてに触れたこの4日間の経験は、私たちの大きな財産となりました。このカンボジアでの記録や、夏の京都スタディーツアーでの学びをしっかりと形にして、10月の岡田山祭における展示・ワークショップへと繋げてまいります。

 当日はぜひ、私たちのブースへ足を運んでいただけますと幸いです!

岡田山祭の詳細等は【岡田山祭公式ホームページ】からご覧いただけます✨

【本記事は企画メンバーの学生が執筆しました】

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