学内ニュース

3月11日 兵庫県立西宮高等学校の高校生に模擬講義を行いました✨

 兵庫県立西宮高等学校の生徒さんをお迎えして、「「深読み」のススメー文学研究はじめの一歩」と題した模擬授業をおこないました。
 前半は、J-POPの歌詞を題材にしたミニワークを通して、①物語の解釈の正解は一つに決まらないこと(=「作者の意図」が唯一絶対の正解とは言い切れないこと)、②ことばの意味は文脈によって変化すること(=辞書的な意味を理解するだけでは物語は読めないこと)を実感してもらいました。後半は、夏目漱石『それから』の一場面を「コノテーション」という概念を切り口にして読解し、登場人物のやりとりに隠された意味を深掘りしてみました。

 今回はゼミ形式に近い、ミニワークを多用した模擬授業だったので、参加してくださった生徒のみなさんにもグループで短いディスカッションをしてもらったり、そこで出た意見を全体で共有してもらったりしました。とても積極的に取り組んでもらえたので、さまざまな意見が飛び交う充実した授業となりました。

 今回の授業で取り上げた「深読み」の方法は、大学での学びに閉じたものではなく、高校生のみなさんの日常生活、たとえば友だちとのコミュニケーションやSNS、エンタメコンテンツを楽しむ際にもヒントになるものです。
 ぜひ今回の授業を入り口にして、自分自身の身の回りにある「ことば」や「物語」をちょっと違った角度から眺めてみてもらえると嬉しいです。

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