LICENSE 資格について

教職課程

「好きかも」から「専門」へ。
そして実践へ

教職課程とは、中学校・高等学校の教員となるための教育職員免許状を取得するための課程です。
神戸女学院大学ではその建学の精神を生かし早くから教員養成に取り組んできました。
総合文化学科では、中学「国語」、高校「国語」の教職課程および中学「社会」、
高校「地理歴史」・「公民」の教職課程が設置されています。

※在学中に「社会」「地理歴史」「公民」と「国語」の両方の教職課程を履修することはできません。

教職課程 国語科

本学は徹底した少人数教育で、学生一人一人の言葉の力、つまり理解する力・思考する力・伝える力を、総合的に育てています。
読む・書く・話すという三領域にわたる〈ことばの力〉を養う「国語」は、すべての教科の基礎ともいえる科目です。
少人数の講義や、1年生の「基礎ゼミ」から4年生の「専攻ゼミ」まで、順次、学びを重ねていく〈ゼミ〉を中心に、積極的にあなたの〈ことばの力〉を高めていきましょう。総合文化学科では、現代の日本社会についてさまざまな方面から学ぶとともに、世界の中の日本という位置づけを実感しながら、日本・アジアの文化と歴史を幅広く理解することができます。
国語の専門知識だけでなく豊富な知識や問題意識を備えた魅力的な国語の先生を目指して、総合文化学科でともに学びましょう。

こんな人が取得しています
  • 国語の先生になりたい人
  • とにかく本が好きな人
  • M.K.さん
    兵庫県私立中学・高等学校教諭

    読書や古典文学作品に触れ、その楽しさを知ってほしいと思い、資格取得を目指しました。神戸女学院では進路に悩んだ時や面接時に相談に乗ってくださる先生方が多く、心強かったです。今後も国語が楽しいと思ってもらえる授業づくりをしていきたいです。

  • A.K.さん
    大阪府公立中学校教諭

    在学中は、日本語や日本文化について学び、国語の教員免許を取得しました。先生方のサポートのもと、仲間とともに同じ目標に向かって努力できる環境が整っています。 現在は、国語を通して子どもたちの豊かな心を育てたいという思いで教鞭を執っています。

  • Y.O.さん
    和歌県公立中学校教諭

    私は声が小さいこともあり、教師に向いているかどうか悩んでいましたが、先生方に相談し「声の大きさも大切ですが、教師を志したきっかけである「学ぶ面白さを伝えたい」という思いを大切に」と言っていただきました。その言葉のおかげで、教師になった今も頑張れています。

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教職課程 社会科

本学科では、中学「社会科」、高校「地理歴史科」「公民科」の3種類の教員免許を取得することができます。多様な授業科目が提供されている総合文化学科の特徴を活かして、幅広い教養、深い専門知識、そして柔軟な思考力・発想力を備えた社会科系教員の育成をめざします。
社会系の教員には、特に「課題研究」「探究学習」等で指導的な役割を果たすことが求められます。教科指導に自信を持って取り組めるよう、関連するゼミや授業科目で貪欲に知識の獲得に努めるとともに、それ以外の幅広い授業科目を履修したり、本学科ならではの少人数のゼミで発言や議論の経験を積んだりする中で、幅広い教養と柔軟な思考力・発想力を身につけてください。
こうして育まれた「学力」は、社会科系の教員としての資質のみならず、みなさんが人生を切り開いていく上での力にもなるでしょう。

こんな人が取得しています
  • 社会科(中学社会科、高校地歴科・公民科)の先生になりたい人
  • 歴史が好きな人
    あるいは歴史に興味がある人
  • 昔の文化(文学、芸術など)に
    関心が
    ある人
  • 世の中の動きに関心がある人
  • お喋りが好きな人
  • S.T.さん
    兵庫県私立中学・高等学校教諭

    私は教員になりたくて神戸女学院大学に入学しました。充実した資料の中で集中して勉強できる図書館、様々な経験ができるゼミ、採用試験の悩みを聞いてくれるサポートセンター、採用人事を経験したことがある先生による教員採用試験対策講座などを活用して、教員採用試験に合格することができました。

  • R.D.さん
    大阪府公立中学校教諭

    教師になって、生徒が卒業する時、「社会が好きになりました」「得意になりました」という言葉が、何よりも嬉しく、心に残ります。教師の仕事の根幹はやはり授業です。社会科教育法で授業の組み立て方を学び、模擬授業で先生方や同期からの意見や改善点をもらい、見直すことで自分の授業の形を模索し続けました。これは、現在でも続けています。未来に羽ばたく子どもたちを応援し、今なお私自身を成長させてくれる教師の仕事は、やりがいに満ちています。

  • R.H.さん
    大阪府私立小学・中学・高等学校教諭

    愛神愛隣の精神を子ども達に伝えたいと想い、教職を志しました。社会科の授業では、様々な社会課題や、その背景にある歴史について子ども達と共に考えたいです。その学びが、子ども達が自らの力を他者のために用いるための第一歩となることを願います。

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精神保健福祉士受験資格 社会福祉・子どもコースのみ

精神保健福祉士とは

総合文化学科の「社会福祉・子ども」コースでは、精神保健福祉士養成課程を履修することができます。
表に示した指定科目の単位を修得すると、精神保健福祉士の国家試験の受験資格が与えられます。
さらに、国家試験に合格し厚生労働省に登録すると、精神保健福祉士の国家資格を取得することができます。
精神保健福祉士は、1997年に制度化された精神保健と社会福祉の二つの分野にまたがる国家資格で、精神保健福祉分野で働くソーシャルワーカーのことです。ストレス社会、高齢化社会のなかで、こころの病気になる人が増えてきています。
こうした人たちの生活問題を解決するための援助を行い、社会参加や人権擁護を支援する精神保健福祉士は、「こころの時代」と言われる今、重要な専門職として注目されています。

こんな人が取得しています
  • 人と関わるのが好きな人
  • 困っている人を見ると
    放っておけない人
  • メンタルに困難を抱える人への
    支援に
    興味がある人
  • E.Cさん
    コミュニティソーシャルワーカー(CSW) 社会福祉協議会

    入学当初は「社会福祉を勉強してみよう」という思いを漠然と抱き、せっかくなら資格を取ろうと養成課程で学び始めました。サークル活動をしながら実習に国家試験に向けた勉強など、忙しくも充実した4年間でした。現在は子育てをしながら業務に励んでいます。

  • H.A.さん
    児童福祉司 大阪府子ども家庭センター

    大学では先生方がボランティアを通して地域の様々な支援機関に繋いでくださり、就職前から現場で学ぶことができました。現職では児童虐待などの対応をしています。大変なことも多いですが、それ以上に学びは大きく、子どもの安心安全な生活を目指して業務に付けることにとてもやりがいを感じています。

  • K.U.さん
    精神保健福祉士 ありまこうげんホスピタル・患者支援センター・医療福祉相談室

    人に寄り添う仕事がしたいと思い、精神保健福祉士を目指しました。実習期間は大変ですが、ゼミでの意見交換などを通じて新たな視野を持つことができ、乗り越えられました。現在は、患者さまのためになる支援とは何かを考え働く日々にやりがいを感じています。

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日本語教員養成課程

日本語教員資格とは

在留外国人が増加傾向にある中で、日本語教育について、教育の質の確保のための仕組みが不十分であることや、専門性を有する日本語教師の質的・量的確保が不十分といった課題が指摘されていることを受けて、2024年度から日本語教員の資格が国家資格となり、「登録日本語教員」という制度が始まります。「登録日本語教員」の資格取得には、「基礎試験」「応用試験」「実践研修」という3つを経る必要があるのですが、本学で日本語教育に関する所定の科目(41単位)を取得すれば、「基礎試験」と「実践研修」が免除されます。(「登録実践研修機関」・「登録日本語教員養成機関」への登録申請中)つまり、日本語教員養成課程を修了すると、日本語教員になるための第一歩を踏み出すことができるというわけです。また、「登録日本語教員」にならない場合でも、日本語教員養成課程を受講すれば、外国人とのコミュニケーションも含めたコミュニケーション能力を高めることができます。

こんな人が取得しています
  • 日本語に興味がある人
  • 外国人(非母語話者)に
    日本語を
    教えたい人
  • コミュニケーション能力を高めたい人
  • N.I.さん
    大学非常勤講師
    神戸女学院大学文学研究科博士後期課程

    この大学ではじめて日本語教師の存在を知りました。日本語を外国語として捉える面白さ、それを異文化の方に伝える楽しさなど、魅力溢れる仕事です。実習を乗り越えるまでは大変でしたが、今こうして学習者と日々関わりが持てること、幸せに感じています。

  • E.F.さん
    日本語教師

    講義では日本語の学べば学ぶほど味わい深くなる発見の繰り返しがおもしろかったです。また、日本語学校での実習が経験となり、卒業後はブラジルやインドへ日本語教師として行くことができました。日本語を通して世界が広がる体験が今も楽しくてたまりません。

  • M.N.さん
    国語教員

    言語(国語)に携わる仕事がしたいと思い、養成課程を受講しました。指導案作り、模擬授業、文法の勉強など、大変なこともありましたが、先生方のサポートや友人たちの協力もあり、とても充実した時間を過ごすことができました。実習での学習者の方々との交流もとても楽しかったです。現在は養成課程で得た学びも活かしつつ、国語教員として働いています。

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