神戸女学院大学 文学部総合文化学科 50周年記念

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  • 50th Anniversary Celebration

スパークル Celebrating 50 Years of Department of Intercultural Studies

2026年、文学部総合文化学科は開設50周年を迎えます。
1976年に文学部社会学科を改組し総合文化学科が誕生しました。
以来半世紀にわたり、リベラルアーツ教育を大切にし、
豊かな教養と広い視野を備えた多くの卒業生を社会へ送り出してきました。

総合文化学科の教育理念を表す図

スパークル 50th Anniversary Events & Projects

「女子大、新時代―――要不要論をこえて」

  • 第Ⅰ部 女子大という≪コミュニティ≫ ——場の継承と変革
  • 第Ⅱ部 多様性・社会性・総合性 ——場をひらき、場を深める
登壇者(本学OG)
松並 百合愛
松並 百合愛 放送局勤務
藤澤 絵美
藤澤 絵美 日本語教育従事者
他1名

スパークル 50th Anniversary Projects

学生企画活動支援 DO!総文」は、総合文化学科学生による自主的・創造的な学生企画活動への支援を行うものです。
本学科に在籍する学生3名以上のグループであることを条件に、“総文”での多様な学びをさらに推進し、
“総文”を広く社会にアピールすることに寄与する活動を募集し、選考基準を満たす2件を採択しました。

  • Project 01

    アイヌ文化を食から学ぶ

    学生

    石川さん、大谷さん、他 10 名

    学生企画活動の写真1
    学生企画活動の写真2
    学生企画活動の写真3

    ヒンナ・ヒンナ!プロジェクト ―アイヌ文化を食から学ぶ―

    アイヌ文化を「食」の分野から学ぶことで、文化の共通点や差異を知り、多文化共生の理解を深めます。講義(アイヌの歴史と文化)、体験(調理実習)、考察(学びの整理)、実践(岡田山祭参加)を組合せ、主体的にアイヌ文化を考えるきっかけを提供します。

  • Project 02

    カンボジアの歴史、文化と
    京都の禅宗寺院―対話型アクション―

    学生

    岡田さん、森重さん、山田さん、井上さん

    学生企画活動の写真1
    学生企画活動の写真2
    学生企画活動の写真3

    ユース・ユネスコ教育推進プロジェクト
    ―一面を超え、文化の営みを純粋に見つめる対話型アクション―

    ユネスコの理念に基づき、カンボジアの歴史、文化と京都の禅宗寺院について調査や訪問を通して体験的に学び、文化そのものを見つめなおします。そのプロセスで得た気づきを、リーフレット制作や岡田山祭、中学校でのワークショップとして発信します。

採択された2グループの2027年3月までの活動状況は、随時、こちらでお知らせします。
「やってみたい!」を実現する様子、ぜひ応援してください。

スパークル Special Lecture

「学びと社会をつなぐ
―卒業生からのメッセージ」

1・2年生対象、各1回10月開講

社会で活躍する複数の卒業生(OG)に大学の学修、特に本学科で重ねた学びや培った経験が、社会でどのように活かされているのか──直接的な場面だけでなく、思いがけない形で力を発揮することも含め、卒業後のライフコースとの多様な関わりを語っていただきます。

1年生担当講師

CA、新聞記者、ラジオ局営業職

2年生担当講師

博物館学芸員、中高教諭、
精神保健福祉士有資格者

スパークル New Admissions System

公募制推薦入試S日程(12月実施)
国語1科目型入試

人文科学・社会科学にまたがる多様で横断的な学問領域を備える
総合文化学科ならではの新たな入試を開始します!
試験当日、その場で二つの大問「論説文」・「小説」から、
大問一つを選択して解答する「選べる国語」形式です。
(オールマークシート式、100点満点、試験時間は50分
国語100点+調査書10点で合否判定)

詳細はこちら

スパークル 50th Anniversary Challenge Scholarship

  • チャレンジ 1

    総合型選抜(前・後期)
    学校型推薦
    (特別指定校・指定校制)
    選抜入試合格者が対象

    • 大学入学共通テストを3科目以上受験(受験科目は問わない)

    • 定められた基準得点率をクリアすること

      *本制度適用希望者は、共通テスト出願時に「成績閲覧を希望する」にチエックする等の手続きが必要です。

  • チャレンジ 2

    一般選抜〈前期A日程(3科目型)〉入試合格者が対象

    • 「国語」+「世界史/日本史/数学」を上位成績で合格し入学すること

スパークル 50 Years of History

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  • 1976
    • 総合文化学科 設置

      社会学科を総合文化学科に改組。学科定員数120名、教員数26名でスタート。人間・社会・文化の学際的研究をテーマに基礎教育科目12単位を新設、専門教育科目に人間研究系、社会学系、日本文化系、西洋文化系の四系を設ける。取得可能な資格は中学高校社会教員免許状と社会福祉主事。

    1976年の資料

    1976年の出来事に関連する写真。
  • 1980
    • 大学院文学研究科(修士課程) 日本文化専攻 設置

      1965年開設の文学研究科(英文学専攻、社会学専攻)に日本文化学専攻を増設。

    1977年の資料

    1980年の出来事に関連する写真。
    1980年の出来事に関連する資料。
  • 1986
    • 定員増

      学科定員数180名に変更(60名増員)。

  • 1990
    • 法改正によりこの年の入学生から教員免許状の科目名変更

      中学高校社会から中学社会、高校地歴・公民の3科目に変更。

  • 1993
    • 家政学部を人間科学部に改組するに伴い、教員移籍、カリキュラム改編

      専門教育科目を三系(社会研究系、日本文化系、西洋文化・思想系)に再編し、系内20単位、系外16単位を選択必修とする。

  • 1995
    • 阪神淡路大震災

      大きな被害を受ける

    1995年の資料

    1995年の出来事に関連する写真。
  • 1997
    • カリキュラム改編

      一般教育科目を主題コース2単位、入門コース8単位、探求コース4単位、キリスト教学8単位とし、体育学を2単位、基礎教育科目(入門ゼミ)をワークショップ2単位必修とする。第二外国語選択必修として独語、仏語に中国語、朝鮮語、1998年にイタリア語を追加。

    • 日本語教員養成課程の設置

      登録日本語教員(国家資格)の前身である日本語教員養成課程を音楽学部を除く全学を対象に開設。当初、実習は広東外語外貿大学で実施。

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  • 1999
    • 精神保健福祉士の誕生

      2回目の国家試験で総文生5名が合格。

    • 優秀卒業論文集「岡田山論集」創刊

      卒業論文のうち、優秀論文、佳作論文を選出し、「岡田山論集」を創刊。2025年度より学科HPに電子版も掲載。2026年度発行は第28号(2025年度卒業論文集)。

    詳しい資料はこちら
  • 2000
    • 神戸女学院 創立125周年

  • 2001
    • 学科開設25周年 記念講演会『海図なき時代へ』開催

      学科が自らの海図を作成し社会の荒波を乗り切っていくことを祈念し、卒業生の報告を中心にした講演会を開催し記念誌を制作。

    • カリキュラム改編

      カリキュラムは専門教育科目を4コース(現代国際文化コース、日本アジア・文化コース、人文・ヨーロッパ文化コース、現代社会・福祉コース)に再編し、専門教育科目を含む共通科目から14単位を自由選択とする。開設当初からの語学ゼミは文献研究ゼミに変更。

    2001年の資料

    2001年の出来事に関連する写真。
  • 2002
    • 神戸女学院大学総文叢書(冬弓舎)を刊行開始

      『知の贈りものー文系の基礎知識』以下12冊を刊行(2014年まで)。

    2002年の資料

    2002年の出来事に関連する写真。
  • 2003
    • 岡田山キャンパス移転 70周年 総合文化学科シンポジウム「新しい教養教育を求めて」開催

      教養教育について再考する機会として、佐藤学氏を招きシンポジウム開催。

    • カリキュラム改編

      日本文化論、比較社会論、国際関係論などの必修科目を廃止。文献研究ゼミを1,2年次必修科目の基礎ゼミ、文献ゼミに改める。

    2003年の資料

    2003年の出来事に関連する写真。
  • 2005
    • 社会調査士認定資格課程 設置

      2021年まで設置。

  • 2011
    • 学生企画運営「文学部講演会」開催

      文学部の学生が企画運営する文学部講演会を開催。総文担当回では古市憲寿氏、蓮田健氏等が登壇。現在は「国際学部・文学部講演会」。

  • 2012
    • 定員増

      学科定員数を180名から200名に変更(20名増)。

    • 国語科教職課程 設置

      中学社会、高校地歴・公民に加え、国語科教職課程を設置し、中学国語、高校国語教諭一種免許状の取得が可能となる。

  • 2013
    • キャンパス移転80周年 記念シンポジウム開催

    • 神戸女学院大学文学部総合文化学科監修『日常を拓く知』シリーズ(世界思想社)刊行開始

      1知る・学ぶ、2恋する、3伝える、4食べる、5旅する、6支えるを刊行し、テキストとして使用。

    • カリキュラム改編

      4コースから8専攻科目群(宗教学、欧米の文化と歴史、哲学・倫理学・美学、社会学・メディア、日本語・日本文学、経済学・法学・国際関係論、日本・アジアの歴史と文化、社会福祉・子ども)に改編。主専攻科目群24単位、副専攻科目群12単位を組み合わせて履修する形とする。

    詳しい資料はこちら
    • プロジェクト科目開始

      「フィールドで学ぶ現代インドの諸問題」以降、「自然環境と人間―モーリシャスの海洋汚染とボランティア活動」等、座学とフィールドワークを組み合わせた科目を開講。現在に至る。

    2013年の資料

    2013年の出来事に関連する写真。
  • 2014
    • ヴォーリズ設計の校舎12棟が重要文化財指定

  • 2015
    • 創立140周年

  • 2017
    • 神戸女学院大学文学部総合文化学科監修 神戸女学院大学総文教育叢書『日常を拓く知 古典を読む』(世界思想社)シリーズ刊行開始

      1やさしさ、2つよさ、3さびしさ、4ゆたかさ、5うつくしさを刊行し、テキストとして使用。

    2017年の資料

    2017年の出来事に関連する写真。
  • 2019
    • 新型コロナウイルス感染症拡大

      卒業式中止。翌20年は入学式中止、遠隔授業実施。

  • 2022
    • 対面授業再開

  • 2024
    • 文学部英文学科が国際学部英語学科とグローバル・スタディーズ学科に改組

      文学部は総合文化学科のみとなる。

  • 2025
    • カリキュラム改編

      専攻科目群を3分類(人間・文化・社会)し、各分類内で段階的に科目を配置し、学びたいテーマに沿って自ら選択し、履修する形に改編。

  • 2026
    • 総合文化学科 開設50周年

      • 「記念フォーラム」開催
      • 特別講義開講
      • 学生企画活動支援「DO!総文」実施
      • 「50th チャレンジ特別奨学金」制度特設
      • 新入試制度(公募制推薦入試S日程国語1科目型入試)開設
    • 全学に学芸員養成課程設置

    2026年の資料

    2026年の出来事に関連する写真。

スパークル Message from the Professors Emeriti

  • ゼミ生とともに韓国の歴史資料館と元「慰安婦」のみなさんを、震災後は福島の原発被災地を、退職前にはプロジェクト科目の受講生と北海道の民族資料館やアイヌのみなさんを訪ねる在職期間でした。今後とも生の社会問題に正面から取り組む教育と研究を期待しています。

    石川 康宏 名誉教授

  • 1990年4月に総文に採用されました。それまで8年間公募31校に落ちて、32校目でした。面接の時に西洋史の清水忠重先生が「君の思想史研究の態度が僕は好きだ」と言ってくださった時に長い不遇の痛みが癒されました。ほんとうに暖かい先輩たちばかりでした。

    内田 樹 名誉教授

  • 私の専門分野は組織神学と宗教哲学ですが、そのような分野だけでは学生の関心を惹くことができません。そこで日本の宗教史や人生哲学などをテーマにすることによって学生が自分の心の在り方を点検することのできる機会を提供しました。総文で学んだことが人生の基礎になることを願っております。

    松田 央 名誉教授

  • 定年退職後12年が経過し、自分が教師を務めていたことも、遠い昔のように思いますが、今改めて、総文の教育の営みに携わることができたことを、感謝しています。
    AIの時代を迎えても、大学で文化的リテラシーを高め、思考力を鍛え、自立した人間として成長する機会は、何事にも代えがたいと思います。総合文化学科が、学びの場としてますます発展することを祈念いたします。

    古庄 高 名誉教授

  • 平成元年(1989年)から27年間、岡田山の美しいキャンパスで有意義な時間を過ごすことができました。改めて感謝申し上げます。今後も世界の先行き不透明な情勢と日本の女子大の多難な状況が続きますが、総合文化学科における多彩な教育と学びの更なる深化を期待しています。

    小松 秀雄 名誉教授

  • 私が総文に加えていただいたのは1983年4月のことです。右も左も分からない状態でしたが、「学際的」という理念がたいへん斬新に響き、自身の研究に新たな方向が与えられた思いでした。苦しみながらでしたが、いろいろな意味でウイングを広げられる「母港」であったと感じます。

    飯 謙 名誉教授

  • 私は1988年から2012年まで神戸女学院でお世話になりました。思えば最良の時期に在職、それゆえに転職や移動の誘いを断って定年退職に至りました。まずキャンパスが美しい。そして学生たちの学力・向上心・品格にも感銘を受けました。国際交流の素質を感じ日韓美学研究会を立ち上げ、それを契機に李花女子大学との姉妹校提携も成就。ゼミOGたち有志とはLINEによる近況報告・意見交換を続けています。

    濱下 昌宏 名誉教授

  • ほぼ20年前に定年退職、それ迄、総文で同僚と学生の皆さんに恵まれ、実に心地よい30年でした。特に「教育と人間を考えるゼミ」の理想をゼミ生の皆さんと大いに楽しく目指すことが出来たのも、総文の自由な雰囲気のお陰であると心から感謝しています。

    松田 高志 名誉教授

  • ある教え子がメディアから「女子大の今後」についてアンケートを頼まれた。「女子大の意義は『女性であることを理由に言葉を奪われない空間』にある。『ここでしか育たない知性がある』と言える場として存続すること。」この回答に溢れる知性に、こちらが励まされる。

    難波江 和英 名誉教授

  • 「世界」にあふれる情報が、私たちに絶えず「ざわめき」を届けてきます。降りかかっては逃げてもいくこの「ざわめき」に向き合うには?ライプニッツは「知性から心情にいたる道のりは長い」と言います。「心情・感覚から理性への道も長い」ものです。この「道」を進む支えとなる「力ある言葉」を、学生時代にいっぱい見つけられますように。

    上西 妙子 名誉教授